帝王マイルス・デイビス。1960年の欧州ツアーより、春と秋のいずれもフランス・パリでのライヴ。お馴染みのラジオ局「EUROPE1」が録音したものです、なので音質は公式盤並みです。コルトレーン独立直前で、春のツアーはコルトレーンが参加、秋はソニースティットが参加します。付属のブックレットの写真にもコルトレーンが登場します。各公演2枚のCD計4枚組です。プレスCD仕様です。
収録内容は、元スイングジャーナル編集長、中山康樹氏の「マイルスを聴け！」Ver.8のP172を参照してください。可能なら原田和典氏の「新・コルトレーンを聴け！」P182も併せて参照ください。1994年にリリースされたものです。別売の音源もあるようですが、本品は上記「・・聴け」にも紹介されているオリジナル盤で、再発されておらず廃盤状態で貴重な作品です。マイルスファンだけでなく、コルトレーンファンにもいかがでしょうか。周知の通りコルトレーンはこの年の7月に自身のグループを旗揚げします。マイルスバンドでの音源はこのあと数作品しかありませんし、それらは公式盤にはありません。

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