英国にハリントンがあるならば、伊国にミラノリブあり。どちらも負けず劣らずの粋な紳士のブルゾンでございます。正直申せば、どちらもお洒落？野暮？の紙一重なアイテム笑汗。しかしまあ、この普遍的とも言えるスタイルは、他にはない独特の魅力がございます。今でこそバルスター社が有名ですが、実は数多くのモデルが存在し、その味付けは千差万別。それぞれ独自の魅力がございます。親父はどうも昨今のお洒落でスマートなモデルが苦手でしてね、かつてのややゆったりと、一見しますと少々野暮にさえ見える、適度にゆとりあるクラシカルなスタイルが大好物。とは言え、昨今はそんな粋なモデルも珍しくなりました。そんな時出会いましたのがこちら。ヘンリーコットンさんでございます。ブランド誕生以来、英国のカントリースタイルとイタリアのモダンなスタイルをミックスさせた独自のスタイルを追求し続けます粋な紳士のブランド。ライセンス物は話になりませんけども汗、イタリアメイド品は、素材、仕立てに拘る、まさにMr.ヘンリーコットンのスタイルを具現化したオリジナルライン。これぞ元祖ヘンリーコットンスタイルでしょう。こちらもイタリアの名門レザーファクトリーにて仕立てましたスエードモデル。柔らかなヤギ革を使い、オリジナルのミラノリブに近いフォルムに仕上げております。色味は柔らかなベージュ系。片側袖にはアクセントとして茶のムラ加工スエードを。時計を見たり、葉巻を吸う際、チラリチラリと洒落たアクセントになりましょう笑。クラシカルなシルエット故に、ジャケットの様にタイドアップしましても、ハンチングにトックリと、カントリースタイル風でも洒落ておりましょう。信濃屋の白井さんの様に、粋に着こなして下さいまし。全体的な着用感、表革の各所スレ薄汚れ、リブの薄汚れ、くたれ感などございます。とは言え、ヴィンテージ好きな方ならば良品でしょうか。スエードブルゾンなどは、くたりと着込まれてこそ魅力的に見えますもの。是非ドンドコ着込みましてね、ヴィンテージ顔負けの一着に育てて下さいまし。昨今のバルスター型にはない、少々野暮で、しかし色気のあるクラシカルミラノリブを堪能して下さいな。粋ですよ〜。

サイズ　50
肩幅51身幅62着丈71袖丈64
素材　ヤギ革
色　ベージュ系
多少の色誤差はご勘弁下さいな。
イタリア製
参考価格　¥16万程